車庫の門扉はざっくりとどっち派?

    2018/01/30

     さて、今日は車庫の門扉はどっち派と言う事で、ざっくりとお話していきます。

    車庫の門扉にはざっくりと分けると伸縮タイプと跳ね上げタイプ、引き戸タイプやシャッターなどがあります。

    特に建売住宅の場合、車庫の間口が決まっている為、施工上の理由やコスト面で選ばれやすいのは、やはり伸縮タイプと跳ね上げタイプが多いようです。

     それでは、この2つのタイプの門扉をどのように選んでいけばようか、メリットとデメリットを検証していきましょう。

    まずは伸縮タイプですが、1番のメリットはコストパフォーマンスの良さではないでしょうか。

    他の門扉に比べて圧倒的にコストを抑え導入できるという点が際立ちます。

    また、間口に対応するサイズが豊富で、1メートル位のものから8メートルまであり、角地にも設置できると言う自由度の高さも大きなメリットと言えます。

     デメリットとしては、開閉時に落とし棒の操作を行い開閉動作の為に車庫を行き来するなど、手数や動作が大きくなってしまうことではないでしょうか。

    特に風雨の中では開閉動作が面倒に感じられるかもしれません。

     次は、跳ね上げタイプですが、なんといっても開閉動作のシンプルさと見た目のスマートが最大のメリットではないでしょうか。

    コスト面では多少は上がってしまいますが、開閉時の動作はロックを外して上に上げるだけ。取っ手を掴んで下に下すだけと動作が少なくとてもシンプルです。

    もちろん、アーム部分にはバネが入っていますので、女性でも無理なく上げ下ろしが出来るようになっています。

    さらに、お値段は上がってしまいますが、跳ね上げタイプにはリモコン操作で自動で動くものもあり、最近ではスマホからの操作や開閉の確認ができるものも出ています。

     デメリットとしては、高さに制限が出来てしまうことではないでしょうか。

    文字通り跳ね上げタイプはゲート部分をそのまま上に上げてしまうので、アームの長さ分しか上に上がらない仕様となっています。

    しかしながら、ハイルーフタイプ(LIXIL オーバードアSなど)のものを選べば、有効通過高さは標準より300mm高い2150mm取れるようになっていますので、キャリアなどを使用しなければ国産の乗用車が通過できる使用となっているようです。

    また、カーポートが事前に設置されている場合などは、可動域の都合上ゲート部分が干渉するために設置ができない場合などが考えられますのでご注意ください。

     さて以上が伸縮タイプと跳ね上げタイプのざっくりとしたお話でしたが、個人的には跳ね上げタイプが楽なので好きなのですが、いかがでしたでしょうか?

    みなさんの門扉選びの参考になれば幸いです。

    それではまた・・・。